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東京で「多摩織」を体験してきました

更新日:5月28日

先週末八王子に帰省した時、伝統工芸品の「多摩織」の手織り体験をしてきました。

恥ずかしながら1か月前まで存在を全く知らず…

せっかく東京へいくのだから何か勉強したいと思ったら、地元に良い物がありました。


地元の八王子では800年以上前から養蚕や織物が盛んでした。

蚕のエサとなる桑の畑が広がっていたので、「桑都(そうと)」と呼ばれていました。

 先祖代々農家だった実家も、祖母の代(昭和40年代)まで屋根裏にお蚕さんを飼っていましたよ。

かつて駅前には「織物の街八王子」というモニュメントも建っていました。

今でも八王子織物はネクタイ等の洋物の絹織物で有名です。

かつては全国のネクタイシェア7割だったことも。

 

多摩織 絹織物 八王子 お召し織 紬織 通風織 変わり綴れ織 捩り織 八王子織物 伝統工芸品

「多摩織」は八王子とその周辺の地域で、普段着の着物として織られてきた絹織物で、

現在は八王子市内に1社と個人の織り手さんの合計10名弱が主に着物の反物を織っています。

 

まずは、織物のお勉強からスタート。

レクチャーしてくださった伝統工芸士さんが

「特徴がないことが特徴なんです」

と真顔でおっしゃっていましたが、

・お召し織

・紬織

・通風織

・変わり綴れ(つづれ)織

・捩り(もじり)織

と5種類の織り方があります。


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解説を受けながら、織り方の異なる生地を触って体感。間近で見て、触ることで、厚みや織りの違い、糸の太さ、節など違いがわかりやすい!

ハギレを貼って本のしおりが完成。


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その後、経糸の準備の手順を丁寧にご説明いただいたのですが、

これはこれは時間がかかる作業で・・・

職人さんに感謝。


いよいよ機織り体験。

「右側の棒を踏んでクダ通して左に踏み替えてトントン..左から通して..,」と手順をブツブツ呟く私。


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一方一緒に行った高校時代の友人で着物仲間のKちゃんは勘が良いのと、あまりに楽しくて集中しているうちに、あっという間に完成。

 


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約45分で23cm織って終了です。

あとは端の処理をスタッフさんがしてくださり、後日郵便で送ってくださいます。

 

多摩織は高貴な方へ献上する絢爛豪華な類ではなく、

地元の人に愛されてきた「地場地消」というか、「民藝」のような立ち位置です。

素朴で優しい色合いや風合いで、お土地柄が出ているように感じました。


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5日後に届いた作品がこちら。

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自画自賛♡

耳がガタガタなのは、味があるということで。

香炉が映えます!


 

昭和レトロ感満載の織物会館の建物の壁には

こんなポスターが張られていました。

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 調べてみると、現在237品目が登録されているそうです。

旅先で工芸品巡りをするのも楽しそうですね。

 

日本にはまだ知らない、見ていないお宝にあふれていると感じた日でした。

長生きしてたくさん美しいものを見たい!!

そんな欲が出てきました。

 

 皆さまも八王子にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

リンクはコチラ↓

八王子織物工業組合

 


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